こどもが興味を持った事に対して、絵本でアプローチをすると、子どもの好奇心が高まり更に追及したくなる気分になります。
息子は、旅行に行ったときに乗った飛行機に興味を示し、空を見ては飛行機を探すことが習慣になりました。
飛行機に乗りたいという気持ちも常にあるようで、飛行機に関する絵本を読んでほしいという訴えもするようになっています。
こどもの知りたい、やりたいという気持ちを大事にし、何でもチャレンジできる環境を整えてあげたいと思うのですが、仕事に追われてなかなか子どもの希望を叶えてあげることができないと悩まれている親御さんもいらっしゃると思います。
絵本を読む事で、想像し疑似体験をすることができます。子どものやりたい希望を絵本で叶えてあげませんか。
今回は、飛行機が好きな子どもにおすすめのバムとケロのそらのたび 作 島田ゆかをご紹介したいと思います。
飛行機の絵本、3歳におすすめはバムとケロのそらのたびの内容
パンケーキを食べていたら、山のような小包が届いた。
バムへ、今度の日曜日はわしの80歳の誕生日なのでケロちゃんと一緒に、遊びにおいで。
来るときには、屋根裏においてあるわしの大事な本も持ってきておくれ。
おじいちゃんより。送ってくれたのはおじいちゃん。
中身はなんと、組み立て式飛行機。おじいちゃんちまでの行き方を書いた手紙もはいっている。
まずはおやつを食べて、それから組み立て始める。
ようやくできあがり、翌日にバムとケロは出発する。
おじいちゃんの手紙には、「最初に見えてくるのは玉ねぎ山脈、この上を通るときは必ずゴーグルをすること、そうしないと涙がとまらなくなる」って書いてある。
ケロはゴーグルをするのを忘れて、すごい涙がでている。
そして「つぎはリンゴ山がみえてくる、この山にある大きな洞穴には、虫がうじゃうじゃいるので中を通らないこと」
あーびっくりした今度はきをつけなくちゃ
「次に見えてくるのはカボチャ火山、この火山は50年に一度しか噴火しないけれど、今年が50年目なのできをつけること。
次々に、難関が現れるが、おじいちゃんの手紙の通り飛行を続け、ようやくおじいちゃんちに到着した。
おじいちゃんのお誕生日を祝い、その夜には、おじいちゃんがあの大事な本を読んでくれた。ほんの名前は「ふしぎなひこうきじいさん」
絵がとても可愛らしく、これからどうなっていくのだろうかとワクワクする絵本です。
バムとケロのそらのたび 作 島田ゆかの感想
各ページに、突っ込みどころがあり、息子はじっくり絵を見ては、「ホットケーキ食べてるよ。あれ?このケーキはだれの?」と疑問に思ったことを質問してきました。
ケロが飛行機に落書きしたり、バムが飛行機にペンキを塗っていると下でモグラの背中に色を塗ったりと、いたずらをしている場面がとてもかわいいです。
リンゴ山の洞穴に、虫がうじゃうじゃしているのをみて、子どもが喜びます。よく見ると、虫の形が数字の0~9になっていて、順番にみつける競争もできます。
カボチャ火山でカボチャがいっぱい飛んでくる場面では、くりぬきかぼちゃが登場しており、ハローウィンを連想しました。
絵の中からの情報で、想像したり、考えたりできる絵本で大人でもワクワク楽しい気持ちになります。
私もあんな風に空が飛べたらいいな~と思ったので、息子はもっとワクワクする気持ちになったんだろうと想像できます。