子どもは、何でも繰り返しする事が大好きです。
1歳の息子は、手遊びの「一本橋こちょこちょ、叩いてつねって、階段上ってこちょこちょこちょ」が大好きです。
毎日しているのに、毎回大声で笑うし、「あと1回やって」と人差し指をだしリクエストします。
私は1日に10回以上もやっているので、もう飽きてしまいました。息子は、自分にかまってほしいという気持ちが強いので、自分だけにやってもらっているという独占欲がそれでみたされているのならいいのですが・・。
それでも、毎日「こちょこちょ」してあげています。
成長し大人になっても、幼児期の親との楽しい思い出を忘れないために、親に愛されている実感につながってほしいので、子どもが楽しい、うれしいと思うことは毎日してあげたいですね。
今回はてれび絵本で放映されました、「さんりんしゃにのって」作絵 とよたかずひこ
の絵本をご紹介したいと思います。
さんりんしゃにのって 作絵とよたかずひこ の内容
うららちゃんが三輪車にのっています。ぷっぷー
今日のうららちゃんはバスの運転手です。ぶっぷー。
「ピヨピヨの木まえ、ピヨピヨの木前です。止まります。乗りませんか。
発車します。ぷっぷー。」と始まり。
猫すべり台、カエル池、ネズミ森、と出会う動物と場所をバス停に見立ててバス運転手になり、公園を一周します。動物たちは逃げて行ってしまいます。
終点です。よいしょとうららちゃんが地面に四角を描き、その四角の中に三輪車を横に倒します。車輪をハンドルにし、帰りのバスを発車させます。
進んだ順番とは逆に、ネズミ森、カエル池、猫滑り台、ぴよぴよの木と、今度は動物が四角く描いたバスの中に入り込んできます。
「ぷっぷー。はい、駅前につきました。お忘れ物ないようにお降りください。またどうぞ。」とアナウンスするうららちゃん。きっとバスを何度も乗っていて、覚えたのでしょうか。
さんりんしゃにのって 作絵 とよたかずひこ の感想
1歳の息子は、デパートのゲームセンターでバスの乗り物を見つけ、ハンドルをぐるぐる回して遊んでいました。
これは、日ごろから車の運転を見ていることや、お兄ちゃんの真似として覚えているのだとおもいました。
うららちゃんも何度もバスに乗って体験したことで、アナウンスの内容やバスの動きをおぼえたのでしょう。
動物たちのコロンとした形や表情がとても可愛らしく、子どもに読み聞かせをすると直ぐに真似をしてバス運転手ごっこを始めました。
子どもの感覚は敏感で、すぐにやりたい事をやろうとします。そのチャレンジ精神を大人になっても持ちづつけてほしいなと思いました。
子どもがごっこ遊びとしてできそうな絵本を読み聞かせると、その場にある道具を色々な物に見立てて遊ぶことができます。言葉や絵の刺激だけで行動の源になっていると思うと絵本の読み聞かせって大切だなと感じました。
絵本の読み聞かせで、子どもの楽しみ、遊びをふやしてみませんか。