「英語の絵本を読んであげたいけど、何を読んであげればいいのかわからない。」
「英語の絵本を読んであげたいけど、発音が悪いから読んであげられない。」
「英語が話せないから読んであげられない。」と思って英語の絵本を読む事に悩んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、英語の絵本で幼児におすすめの3冊をご紹介したいと思います。
目次
英語絵本がいっぱいあるけど、幼児におすすめの絵本とはどんな絵本?
絵を見ただけで内容がわかるもの、単語が少ないもの、日常的に使う言葉が入っている絵本がおすすめです。
本の種類にも3つあり、ボードブック、ペーパーバック、ハードカバーとありますが、毎日手に取るもので、子どもが多少雑に扱っても破れにくい、ボードブックが最適です。
親は、子どもに英語が喋れるようになってほしい、英語ができないと良い学校に入れないという思いがあるのではないでしょうか。
私も、はじめはそういう思いが強く、子どものために何がいいのか検索しまくりました。
定期的に届く英語教材、一括購入すると100万程度する教材などもあります。
実際にいくつかの教材を試しましたが、現在継続しているのは英語絵本の読み聞かせです。
教材が優れていても、子どもが楽しんでやらない限り継続は難しいし、身につきません。
結果、親が押し付けると子どもは継続できなくなる。楽しいと思うことが継続に繋がるとわかりました。
絵本は手軽に英語をはじめられ、子どもが楽しいと思うことができるものです。
親が楽しみながら子どもに絵本を読むことが英語学習を続けられる近道だと思います。
英語の絵本で幼児におすすめなのは「GooDNiGHT,GORILLA」!繰り返されるGoodnightがポイント
発音に自信のない親でもGood nightとGorillaの2語はお馴染みではないでしょうか。
絵本の中にはGorillaを始め、エレファント、ライオン、ハイエナ、ジラフ、アルマジロと動物が登場します。
動物園の警備員が見回りをして家に帰ろうとします。はじめにおやすみをしたゴリラが、警備員の腰にあるカギをとり檻を開けます。
そうとも知らず、警備員はどうぶつにあいさつをして回ります。
ゴリラはあいさつをした動物の檻のカギを次々に開け外に出してあげます。
皆で一列になり警備員の家にたどり着きます。警備員は気づかず入眠。
一緒にいる奥さんがあかりを消し「おやすみ」と言うと、真っ暗な部屋から、動物たちがそれ
ぞれ「おやすみ」と言います。奥さんは明かりをつけ、動物が一緒に寝ていることにきづきます。
奥さんが動物を動物園に連れ戻しますが、ゴリラだけはまたこっそり抜け出し、警備員の家に行き、奥さんと警備員の間で就寝します。
このストーリーがGood nightの一言で完結しています。
絵を見ただけで内容がわかる、単語が少ない、日常的に使うおやすみが入っている絵本です。
夜の話ですが、鮮やかな絵、かわいらしい動物の顔が印象的な1冊です。
Good nightと繰り返す単語で、我が家では夜寝る前に読む絵本になっています。
そして、3歳になった子どもは、就寝前に「Good night」と言って眠るようになりました。
英語の絵本で幼児におすすめなのは「HUG」!ぎゅっとするのがポイント
この絵本に出てくる単語は「HUG」だけです。
子ザルのボボがお散歩をしている中、出会う動物親子のハグを見ます。
最初に会う親子の象と一緒に歩きだし、トラやキリン、カバの親子のハグを見ているとお母さんが恋しくなってきます。
石の椅子で悲しがっているボボを木の上からお母さんが見つけ、ボボとママは再会します。
サル親子がハグをすると、一緒にいた動物たちが「HUG」と叫び、動物みんなでハグをします。
絵本の中には「HUG」しかでてこないのですが、親の温かな気持ち、親子の微笑ましい場面が読んでいる親にもホッと心地よい気持ちになる1冊です。
恥ずかしくて、「ぎゅっ」とできないパパも、もしかしたらいるかもしれませんが、この絵本を読みながら「ぎゅっ」とすると照れることなく愛情表現できるのではないでしょうか。
お片付けができなくて子どもに怒ってしまったあとやガミガミ言ってしまったあと、「HUG」を読む事で自然と「ぎゅっ」としたくなる気持ちになります。
英語の絵本で幼児におすすめなのは「Twinkle,Twinkle,Littlestar」!ポイントは歌いながら覚える。
小さいときに歌いました。「きーらーきーらーひーかーるー、おーそーらーのーほーしーよー」
これ、覚えようと思って覚えたわけではないですよね。楽しくて歌いたくて、歌っていたら、覚えていて、大人になった今でも口づさむ事ありませんか。
この力を利用するのです。ユーチューブにたくさんのTwinkle,Twinkle,Littlestarの歌があります。その歌を聴きながら絵本を見せてあげてください。
私もはじめは、歌えなかった英語のTwinkle,Twinkle,Littlestarが、5,6回読み聞かせしたら歌えるようになりました。
今では、絵本を見なくても歌えるレベルです。(1週間、毎日歌ったら歌えます)
これは、小さいときの楽しい記憶が英語の歌を歌ったことでリンクしたんだと思います。
保育園に通われてるお子さんは、保育園で、「きらきら星」を日本語で歌っていると思います。家で絵本を読みながら英語で歌うと、保育園とは違った楽しみができると思います。
英語絵本の中でもこの絵本は小学生で、一人で読める本になると思います。
0歳の赤ちゃんから小学生まで歌いながら、手遊びも交えてやると楽しめる絵本です。
英語の絵本にはCDが付いている絵本もあります。読みやすいものから中学生くらいの少し単語が多い絵本もあります。
ディズニーが大好きな子どもには、英語の絵本のディズニーシリーズもあります。子どもの興味があるキャラクターから始めて、楽しいと思える絵本を探してみるのもいいのではないでしょうか。
バイリンガルに育てたいと思う親は英語の絵本を多読させていると、聞いたことがあります。文字が読めるようになって、本人が英語の絵本を楽しく読めるという環境ができているのであれば、それでいいと思います。
どうしても、英語の絵本を読むのに自信がない、という方は英語の絵本のアプリがありますので試してみてもいいかもしれません。
英語の絵本が楽しく、読み聞かせが継続できているのも、この3冊の絵本に出会えたからだと思います。
紹介させていただいた絵本に感謝します。
GooD NiGHT,GoRILLA Peggy Rathmann
HUG JEZ ALBOROUGH
Twinkle,Twinkle,Littlestar Caroline Jayne Church